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MonoBoard
MonoBoardの解説記事です。MonoBoardに搭載されている部品/機能の詳しい原理や応用例も紹介しています。


~機械の「目」~測距センサのヒミツ
私たちの周りには、障害物までの距離を測って動く機械がたくさんあります。自動運転の車やルンバなどのお掃除ロボットもその一つです。こうした「自分で動ける系の機械」の「目」として活躍するのが測距センサーです。今回はMonoboardに搭載されている「超音波センサー(測距センサの一種)」について、わかりやすく解説していきます。 〜超音波で距離を測る仕組み〜 超音波距離センサ(US-015)は人間の耳には聞こえない超音波(約40kHz)を発射し、その波が物体に衝突し、反射してセンサーに戻ってくるまでの時間を測定しています。その測定した時間と音速(340m/s)をかけて、2で割ることによって「センサから物体までの距離(片道分だから2で割る)」を求めています。 超音波を送信してから受信するまでの時間(超音波が往復するのにかかった時間)をICで測定しています。(センサーの裏面に取り付けられている、赤枠で囲まれたICです) 距離の計算式はシンプルで、 距離 = 音が往復した時間 × 音速 ÷ 2 たとえば20℃の空気中での音速は約342 m/s。音が0.01秒で戻
SATORU NAKAGAWA
2025年9月25日読了時間: 2分


「光る半導体」~LEDはどうやって光っているの〜
「LEDって何なん?」 電子工作でよく使われている「ピカッ」と光る小さな部品、それがLED(エル・イー・ディ)です! なんか名前の響きがかっこいいですよね (電球とか蛍光灯とかよりも、 LED のほうが言いやすいし、ユニット名みたいでかっちょいいですよね笑) LEDは「Light Emitting Diode(発光ダイオード)」の略で、電気を流すと光る半導体の一種です。身近なところだと、信号機やスマホのライトにも使われていますね。後はイルミネーションなんかにも使われています。 世の中的には表示系や装飾はもともと電球が使われていたんですけど、LEDのほうが電力効率が良い(同じ電気代で6〜10倍も明るさが違う。同じ明るさでいいなら電気代が1/10〜1/6の値段で済む)、寿命が長い、小型化的なメリットが受け入れられるようになり、発達してきた技術です。 光る仕組み LEDは「ダイオード」の仲間です。ダイオードとは電気を 一方向にしか流さない 部品です。 その中でもLEDは「ダイオード+α」の機能を持っていて、電気が流れるときに光も発するように作られていま
SATORU NAKAGAWA
2025年8月15日読了時間: 3分


基板の「心臓」〜自由自在に電圧を作ってくれる働き者〜
LDOってなに? 電子回路の電気をちょうどよくする魔法の蛇口 みなさんは「電子回路」という言葉を聞いたことがありますか?スマホ、ゲーム機、パソコン、時計、ロボット、そして自動車まで、私たちの身の回りにあるほとんどの機械には電子回路が入っています。この電子回路の中にはたくさんの部品があって、それぞれが動くために「電気」を使っています。 でも、ここでちょっと困ったことがあります。電子部品たちは「それぞれ決まった電圧で動く」というルールがあるのです。 電圧ってなに? 電圧は、電気の「押す力」のようなものだと考えてください。水道にたとえると、水が流れるためには水圧が必要ですよね。電気も同じように「電気を流すための力」が必要になるのです。水圧が高すぎると蛇口やホースが壊れてしまうし、低すぎると水が出てこないのと同じで、電子部品も電圧が高すぎると壊れてしまいますし、低すぎると動きません。 じゃあどうやって「それぞれの電圧を作っているの?」 そこで登場するのが「LDO(エルディーオー)レギュレーター」という部品です。LDOは「Low Dropout...
SATORU NAKAGAWA
2025年8月15日読了時間: 3分
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